こちらの記事は
旧ブログの2010年7月に掲載したものに画像を加えて編集しなおしたものです。
楽譜によくでてくる
codaへ飛んで下さいと促すときにでてくる
ゆで卵に楔のついた十字架が乗っかってる記号。
これ↓
(もうちょっと上手く書かなかったのが・・惜しい)
「ビーデ」だって
知らなかった。
記号だから名前があるはずと思い
調べた事があるんだけれど
私の勉強不足か見落としか…
読み方をしらなくても演奏できるから、それに甘んじていたのが原因かな。
それが
中学生の音楽の勉強を見ていたときに
いつもはしげしげとは見ない「副教材」に記載がありました。
その副教材には vide(ラテン語)とあるけれど
ラテン語なんてイタリア語とそうかわらないんじゃ?と
学生のころ 第二外国語はイタリア語をとっていたので
(イタリア語の授業に出ていただけで全くちんぷんかんぷん。
でも辞書だけは大事におとり置きしていました。
その辞書で強引に検索。)
videはなかったけれど vidiはあった
あちらの言葉は 複数形や女性形やなんとかで語尾がよく変化するから
vidiも似た様なものだろう
vidi → vedereの直・遠・1・単とあったので
vedereを検索→ ?見る ?目を向ける
やった! たぶん ラテン語ではvideだけどイタリア語ではvedereだ。
あの プロペラみたいなとか、ハンドルみたいなとか言ってたあやしい記号。
「目を向ける」目を向けなさいと注意を促し codaに突入させる記号だ。
30年ぶりに辞書が役に立ちました。
ここまでしなくてもよかったんだけど
ここまで調べる過程がないと、たぶんすぐ忘れてしまうのです。
3日たったら、 ほれ それ あの あそこに書いたよな、なんて
過去記事を探って そのうちそれすらしなくなるかも。
それでは 皆様、この記号の読み方は 「ビーデ」
注目をさせ注意を喚起する記号です。