♪音楽教室便り  2022.9月号 視る力をつけたい

♪音楽教室便り  2022.9月号

新学期号

行動規制のなかった夏休み。

お出かけでリフレッシュされたでしょうか。

いよいよ秋がやってきました。

読書の秋。味覚の秋。そして芸術の秋・・

何をするにも気持ちのよい季節になってきました。

(早く涼しくならないかな・・)

《レッスンカレンダー》 太字が休み

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今までは4週.5週目のお休みが多かったですが、
9月10月はバラバラです、各月とも3回レッスンです。

「レッスン、今週あったかしら???」になりそうなので
試しにカレンダーだけA4サイズで
8月22日よりお渡ししています。
よく見えるところに貼って活用してくださいね。
お便りに書いてある分は、
よく皆さんのレッスンバッグに入ったままになっていて
確認しにくいご家庭もあるかも。

年度最初の4月にお渡しした、
上半期のカレンダーとはずいぶん変更になっていますので、
こちらの方でよろしくお願します。
今回は下半期の予定表は作成しません。

ピアノを弾くってどういうこと?

目で見て頭で考えるでけでなくて

体験レッスン時などにはこの図をよくお見せします。

(ムジカノーヴァ 誌 2016年2月号付録

教室で主に使っているピアノランド著者の

樹原涼子先生 作成)

目と脳と指と耳の連携プレイですと

これを繰り返しするので、よく世間で習い事には

ピアノが良い・・なんて言われているのです。

1.でみた楽譜の情報を読み取り音楽をイメージする

 ↓(情報のインプット 目)

2.で音楽にするために、どの指でどんな強さで・・  脳から指令をだして指を動かす

 ↓(情報の処理 脳)

3.を動かして、ピアノより音が出たら

 (アウトプット 身体)

4.でよくきいて、イメージ通りの音楽にチェックしていく。

 ↓(再確認 耳)

そして聴きながら、目ではまた次の音符をみている

その1番の

楽譜を読むのが苦手では、最初からつまづいてしまいます。

録音などで残っていないバッハやベートヴェンの時代の音楽が

今も再現されているのは楽譜があるから。

楽譜はとてもすごい情報伝達手段です。

 楽譜が読めない子に、

なんで読めないの?あなんで何度もやっても読めないの?と

実際思ってしまいます。

 しかし 五線があってその線の上に鎮座する黒い球。

また線と線の間にある黒い球。時によっては

短い線が何本もくわえられてそこにも、黒い球が。

それにト音記号やヘ音記号も別々に見なくてはならない!

あー どうしよう・・・ってなる子がいても当然です。

大人は頭で理解できますが子どもは感覚的です。

興味をもつようにいろんな方向からアプローチしても、

楽譜を見たらちんぷんかんぷんってなことに

なっているかも。

根気よく時間をかけて繰り返し、

五線上の音符を書いて読んで慣れてくればできるのですが、

成果が見えるまでに面白くなくなってくる。

それはに先生と親御さんと本人の三位一体の協力あるのみです。

よく先生は監督、親御さんはコーチ、生徒さんは選手と

スポーツに例えてもお話することもあります。

視る力をつけよう

目のトラブルで本当に楽譜が視づらい人も。

近視、遠視は視力矯正しやすいです。

小さい子の場合、ご家庭で早く気が付いて頂ければ解決します。

乱視で5線が見難くて、

ストレスを感じるのでピアノを辞めて行かれた方も。

ここでの「視る力」は、

楽譜(音符)が読むのが苦手な子の視線を追って行けば、

本来見てほしいところに目がいっていないことが。

(やる気がないのではなくて)。

本も行を順に追ってまっすぐ読むのが苦手な場合も。

学校で黒板とノートの間を目を往復させるがもつらい場合も。

音符や五線を追う、眼球運動(情報のインプット)

見たものの形や色、上下左右、

空間の位置などを見分ける(情報処理)、

目と体を連動させる 

例 指ばんごうを見て指を動かし正しい音を出す。

 そんな視る力をつけるためにもカードやボードゲームを使い、

一見 ピアノとは関係ないようなことですが、

積極的に取り入れたいと思います。

※この度の内容は

ピアノ講師ラボ

2022年9月号の記事内容に

かねてより懸念してしたことの

記載がありましたので

参考にさせていただきました。

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