ジュークボックスってご存じですか?
1970年代くらいまでは人の集まるところ、ホテルや飲食業にあった
シングルレコードがいっぱい入っていて
お金を入れて選ぶとそのレコードが演奏される
音楽自動販売機みたいなのです。
1.文化講座に昇格
話はかわりまして、上の写真の「うたごえサークルひまわり」って何?
教室にレッスンに来られているKさんが、
いろんな文化講座に参加されても「ご自身が好きな歌をやっているところがない」とのことで
自ら、場所をかりてうたごえサークルを発足しました。
そのサークルに、歌の伴奏をしてくれないかたのまれ引き受けたのが始まり。
広畑公民館や広畑第二公民館を借りて活動していたところ
すでにある文化講座と被るから、他でやってくれと
体よく追い出され、2017年夏から南大津公民館でほ細々ながら定着して
2020年今年、南大津公民館の館長さんのご厚意で文化講座に昇格しました。
文化講座に昇格するには 常在メンバー10人以上と条件がありますが
おかげさまでちょうど10人。
文化講座になると趣味のサークルと違って お部屋代がいりません。
2.どんな歌を?
発起人のKさんが 貸し出し用の歌詞集を作成。
それを見ながら皆さんが順番に その日の気分で歌いたい歌を曲集の中から選んで歌う。
そんな自由なシステムです。もちろん皆さんで歌い、知らない歌なら歌わなくても大丈夫。
童謡、唱歌、抒情歌、戦時歌謡、軍歌、懐メロ、
そしてロシア民謡まであり 大体昭和40年くらいまでの歌がラインナップされています。
3. そもそものきっかけ
Kさんチョイスの677曲。
ご自身の歌いたい歌を歌うために発足したなんて偉い、すごい!
私がこの生伴奏のお話を頂いたときは
施設にいたものの年老いた父の介護中。
しかし、私が世の中でお役に立てることは音楽しかなく
自分も年を重ねてきてシニアの気持ちに近づいてきたので
これも何かのご縁と引き受けたのでした。
4. 表題の「人力ジュークボックス」って?
楽譜はあるのですが 知らない曲の方が多く、
初見で弾くこと多数。最初は冷や汗の連続。
知らない曲は、最初のさわりだけをちょっと弾いてみて
「こんな感じですか?」「そうそう」と進んでいきます。
私はよく子どもたちに 三回聞いて、1回弾いたら「知ってる曲」になるから
どんな曲も弾いてみようね・・と言っていたのを
自分に言い聞かせながら、リクエストに応じて弾いております。
リクエストに応じて
キーボードで生伴奏する=人力ジュークボックス なのです
歌は人生において、必ず何かの節目の時に、
メロディーや歌詞が心に寄り添うようにあることと思います。
歌詞があるだけに その世界や、気持ちに入り込みやすいです。
歌うと気分転換にピッタリ!
私は伴奏をしていますから
よほど知っている歌でないかぎり 歌ってはいませんが、
へえ~ こんな歌があるんだ!
この年になって知らないことがいっぱいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
このブログをご覧になっている方にはおそらく年代層が違うかなとも思いますが
60代から80代の方が多いです。
シニアの方によろしければお知らせくださいね。