発達障害児と書くと、なにも「害」ではない。
差別用語につながるからと「障害」を「障碍」と表現する向きもありますが
ここではあえて言葉を選ばず「障害」とさせて頂きます
子育てはどんな子どもも大変です。
幼児期は、やんちゃで活発だけなのか、ただ単に無口でおとなしいだけなのか
男女の差もあります。
歳を重ねると 次第に様々な特性で見られるようになりますが
音楽に触れることで、「その経験が成長の手助けになるかもしれない」
「心の栄養になるかもしれない」と考えるのは
どの親御さんも共通していることと思います。
「うちの子 音楽教室に通うのどんなかな~ 」と思われましたら
どうぞ ご相談に来てください。
教室での取り組み方 心に寄り添うレッスンを
皆さん。特性が違うので、はっきり申し上げますと
発達障害の子を受け入れたら、毎回が手探りのレッスンになります。
ご家族と相談しながら、これはうまくいった、いかなかった
何に興味を持ってくれるのか、様々な方向からアプローチ、試行錯誤の繰り返しです
ピアノを弾きたいと申し出られても、すぐにはピアノにはつながらなくても
音楽に関連することに触れながら、まずは「音楽が嫌いにならない」を目指します。
言葉だけでは伝わりにくときは、視覚を重視して見てわかる工夫をしています。
反対に視覚にとらわれることなく、楽譜は使わずに 聞く耳を育てて感覚的に覚えていきます。
レッスンの様子

みなさん個性が違うので 画像はあくまでも参考に。
画像はお母さまの許可得て掲載しています。気になる皆様の参考に少しでもなればとご協力いただきました。
レッスンに通ってちょうど半年、 レッスンの最後の5分にやっと音楽活動ができるようになってきました。
多動の彼は、動けるように広いレッスン室の あおぞらルームにて活躍中。
毎回、なにかできたことをほめて、プチ達成感を感じられるように。
プレイ曲は「ピクミン」です。 赤ピクミンや 青ピクミン。
♪~ 個性がいろいろ 生きているよ~♪の歌詞が 沁みてきます。

障害児にかかわらず、最初の1年くらいは、先生を試すために、家ではしないような行動をし、暴言まがいの言葉を発する時があります。
☆先生は僕の気持ちわかってくれるのだろうか ☆どこまで言ったら先生は怒るのかな 等
子どもたちは、安心できる教室 安心して寄り添ってもらえる先生を求めます。

彼が好きなのは、ゴジラ、モスラ、ラドン などを代表に怪獣映画。
今までの歴代のゴジラやラドンとモスラの飛び方の違いや
鳴き声や、咆哮などそれはきめ細やか表現を 元気いっぱいにやってくれます。
右田先生は 幼いころからゴジラ大嫌い!怖くて夢にまで出てきたのですが
彼の気持ちを知るために 一生懸命、ゴジラの動画を見ていました。
「動くゴジラは嫌いだろうから」と動かないフィギアを持ってきたのは
彼なりの気遣いかな。
保育園では彼の趣味に付き合ってくれる人はいないので
個人レッスンではできるだけがんばってお付き合いします。
彼に心を開いてもらうために。
春休み長期にお里帰りしていた彼は、
「はやく おうちに帰りたい。 右田先生に会いたい」と何度も言っていたそう。
ピアノのレッスンにはまだまだ ほど遠いですが
信頼を得ること、これが初めの一歩だと思います。
個性がイロイロ みなさんが笑顔になれますように
先生は初めから先生でなくて、皆さんとの出会いによって
先生にさせて頂いています。
障害児のレッスンをはじめて受け持ったのは
30年以上も前、娘の同級生でした。
その時、どうやって教えたらいいんだろう・・・
思い迷っていましたが
「そうだ、教えるなんておこがましい
子ども目線まで下りて、教えるのではなくて
応援する、支援する、お手伝いする気持ちで
できること、興味が持てそうなことを探せばいいんだ」
おかげさまでそう思えるようになりました。
私自身、45年音楽教室を主宰して続けていますが
毎日が勉強です。
発達障害児の対応はまだまだ未熟で
行き届かないことが多々あるかと思います。
でも 継続は力になり
音楽には心と身体を元気にする力があります。
その橋渡しのお手伝いをしていきます。
これは どの子どもさんにも通じることです。
現在のところ、教室では
発達障害があると診断されて、または懸念されている
または 支援クラスに通っている子どもさんが4名。
ここでもう一度
ピクミンのうた「種のうた」のほうね。
♪~個性がイロイロ生きているよ
個性はイロイロ咲かせましょう~♪
(ドレミの並びも歌も歌いやすいから教材の一つに使っています)
