トルコ行進曲を弾きたい! ベートーヴェンorモーツァルト ?

旧音楽教室のブログから引用です。

旧なるせ音楽教室ブログは2017年12月より

看板猫ブログに変身していまして

旧内容のなかでこの 「ベートーヴェンorモーツァルト」が

今でも検索されていることが多いので

こちらにも書きますね。

さてさて

「先生、トルコ行進曲弾きたいけど楽譜ある?」

そうやってわざわざ聞く子は、モーツッァルトのを弾きたい場合が多いです。

ベートーヴェンのは初心者向けの併用曲集のあちらこちらで見かけるから。

どっちのトルコ行進曲なの?

♪タラッ~ タッ タッ タッ  ・・~♪か (ベートーヴェン)

♪タララララン  タララララン

・・~♪か (モーツァルト)

と、たずねると こっちこっちと 目的のメロディーを口ずさんでくれます。

そこで ベートーヴェンのトルコ行進曲ですが

よく見かけるのがこれ!

実は、ベートーヴェンはピアノ曲用に作曲したわけでなく、

劇音楽のなかの行進曲として作曲しました。

その中のこの曲だけが 行進曲よろしく一人歩きしています。

元は、いろんな楽器で演奏する器楽曲。

そこで 探していたら出てきました

おそらく アントン・ルビンシュタインが編曲した トルコ行進曲が

これ!

バリバリ、オクターブの連続で、手が痛くなりそう。

ちなみに手持ちのCDを聞いたら、この編曲で演奏されていました。

モーツァルトのトルコ行進曲

これはモーツァルトがピアノのために作曲しました。

しかし単独でなく、ピアノソナタK.V.331の第3楽章にあります。

Alla turca (トルコ風に)とあって、トルコ行進曲とは書いてありません。

でも2拍子ですから行進曲になったのでしょうか。

当時のトルコはヨーロッパから見れば、

脅威の大国、オスマントルコ。

トルコの軍隊は世界で一番強いといわれ、

その意気発揚のための軍楽隊も頑張っていたらしい。

意気発揚の楽器といえば、シンバルもトルコが発祥の地。

(シンバルを語れば、長くなりますのでこれはまた次の機会に)

国勢が衰えてきたころ、ヨーロッパでは好奇心からトルコ趣味が流行しました。

ベートーヴェンのトルコ行進曲を弾きたい場合は、ルビンシュタイン編曲のまで弾かなくてもいいかな。

モーツァルトのトルコ行進曲を弾きたい場合は、是非ソナタ全楽章を弾いて欲しいです。

ソナタが弾けるくらいでないと、モーツァルトのトルコ風はきれいに弾けないでしょうから。

モーツァルトのトルコ行進曲を弾きたいという子には

ソナタ集まではすすめていませんが

掲載されている曲集をおススメしています。

曲集の他の曲を弾かなくても、見るだけも勉強になりますし

楽譜があれば弾いてみたくなるでしょうから。

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